「鳥取市 美容室」のように、地域名と業種を並べてお店を探す人は少なくありません。ただ、「鳥取」と入れただけでは、どの言葉で探されたいのかが決まらず、検索に出てこないケースもあります。地域名と業種のキーワードは、お客さんの探し方から逆算して決めるのが近道です。鳥取でお店や会社のホームページを持つ方に向けて、その選び方を手順にまとめました。
この記事の要約
- 検索数が「0」と出る地方の言葉でも、探している人はいる。ツールの数字より、お客さんの探し方からの逆算で選ぶ
- 地域名は、お客さんが来る範囲で決める。来店型はお店のある市町村名、遠方からも来るなら県名や観光地名も加える
- 業種は自分の呼び方ではなく、お客さんの言い方で選ぶ。検索候補と検索結果で確かめる
- 1ページに1つの組み合わせを決めてタイトルと見出しに入れ、Googleマップにも同じ言葉をそろえる
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地域名と業種のキーワードは、検索数が少なくても狙う価値がある
地域名と業種のキーワードとは、「鳥取市 美容室」「米子 整体」のように、場所とお店の種類を組み合わせた検索のことです。「鳥取市 美容室 メンズ」のように、さらに言葉を足す形もあります。この記事では、「鳥取市 美容室」を例に解説します。美容室以外の業種も、考え方は同じです。
「ホームページ制作 費用」のような全国向けの大きな言葉は、大手が上位を占めやすく、検索数を比べて選ぶ意味があります。
一方、鳥取のような地方の細かい言葉は事情が違います。キーワードプランナーでは、検索数がごく少ない言葉は予測の対象にならないとされており*1、「0」と出たり、数字が出なかったりすることがあります。ただ、数字が「0」でも、探している人がいないとは限りません。
私が鳥取向けのキーワードを考えるときは、検索数の大きさでは選ばず、お客さんの行動から検索の意図を逆算しています。「このお客さんは、困ったときに何と検索するか」を先に考え、そこに鳥取の地名を組み合わせる方法です。数字に出ない需要を拾えるうえ、全国の大きな会社と同じ土俵で争わずに済みます。ただ、これが唯一の正解というわけではありません。検索数も見ながら、考え方の一つとして参考にしてください。
*1 引用元:Google広告ヘルプ(Google):キーワード プランナーの使い方(検索数がごく少ないキーワードは検出と予測の対象外)(2026年10月確認)
地域名は、お客さんが来る範囲で決める
鳥取県には、鳥取市・米子市・倉吉市・境港市の4市と15の町村があり、広く見ると東部・中部・西部の3つの地域に分けられます。入れる地域名の選択肢は多く、決める基準は、お店の場所だけでなくお客さんがどこから来るかです。
来店してもらう仕事は、お店のある市町村名を軸にする
美容室、整体、飲食店のように来店してもらう仕事は、「鳥取市」「米子」「倉吉」など、お店のある市町村名が基本です。お客さんは、通える範囲の地名で探すからです。「鳥取 美容室」より「鳥取市 美容室」のほうが、近くに住むお客さんの探し方に合います。
遠くからも来てもらう仕事は、県名や観光地名も加える
宿や飲食店、体験施設のように、県外のお客さんも来る仕事は、遠方の人が知っている地名で探されます。「鳥取 宿」「大山 宿」のように、県名や観光地名が入る形です。
出張・訪問の仕事は、対応するエリアで決める
工務店やリフォーム、訪問型のサービスは、お店の場所より、行けるエリアが探される基準になります。対応する市町村名ごとにページを分けて書くと、どの地域に向けた情報かが伝わります。
業種は、自分の呼び方ではなくお客さんの言い方で選ぶ
地域名が決まったら、次は業種の言い方です。
同じ仕事でも、検索される言い方は変わる
美容室と美容院、整体と整体院と接骨院のように、お店側は同じ意味で使っていても、お客さんがどの言葉で探すかは別の話です。Googleの公式ガイドでも、その分野に詳しい人とそうでない人とで検索の言葉が変わることがあると説明されています。こうした探し方の違いを考えて書くと、検索結果での成果に良い影響があるともされています*2。
2026年10月に検索候補を確認したところ、「鳥取市 美容室」と「鳥取 美容院」では、並ぶ候補が違っていました。表示は時期や人によって変わりますが、言い方や地域名の違いが、探される中身の違いになることは確かめられます。
「メンズ」「予約なし」など、足される言葉にも目を向ける
検索候補には、地域名と業種のあとに足される言葉も並びます。2026年10月の確認では、「鳥取市 美容室」に「メンズ」「予約なし」、「米子 美容室」に「安い」「カット」、「鳥取 整体」に「おすすめ」「口コミ」「写真」が並びました。
これらは、お客さんの状況や気持ちの表れだと考えられます。「予約なし」は予約の手間を気にする人、「口コミ」や「写真」は行く前に様子を確かめたい人の言葉です。自分の業種で何が足されるかを見ておくと、ページに書くべき内容も見えてきます。
*2 引用元:Google検索セントラル(Google):検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド(検索キーワードの予測・言い換え・タイトルリンク・キーワードの乱用)(2026年10月確認)
地域名と業種のキーワードを決める4つの手順
ここまでの考え方を、実際の作業に落とします。候補の洗い出しから、ページに入れる言葉の決定までの流れは次のとおりです。

1. お客さんの探し方を書き出す
地域名、業種の言い方、足す言葉の3つに分けて書き出します。鳥取市の美容室なら、次のようになります。
| 地域名 | 業種の言い方 | 足す言葉 |
|---|---|---|
| 鳥取市、鳥取 | 美容室、美容院 | メンズ、予約なし、ヘアセット |
3つを掛け合わせると候補は一気に増えます。この段階では絞らず、思いつくだけ書き出します。
2. 検索候補で、実際に使われている言葉か確かめる
Googleの検索窓に地域名と業種を入れ、出てくる候補を見ます。候補に出る言葉は、実際に検索されている目印になります。書き出した言葉のうち、候補に出るものに印をつけます。ただ、地方の細かい言葉は候補に出にくいため、印がなくても、お客さんの探し方として自然なら残します。
3. 検索結果を見て、ホームページで狙える言葉か確かめる
同じ言葉で検索して、上位に何が並ぶかを見ます。地図、予約サイトや口コミサイト、個人のお店のホームページなどです。個人や小さなお店のホームページが並んでいる言葉は、ホームページで狙えます。地図と予約サイトばかりの言葉は、Googleマップや予約サイト側の情報づくりが先になります。
4. 1ページに1つの組み合わせを決めて、タイトルと見出しに入れる
決めた言葉は、ページのタイトル、見出し、本文の冒頭に自然に入れます。1ページで全部を狙わず、「このページは鳥取市の美容室」のように、中心にする組み合わせを1つ決めます。同じ言葉を不自然に繰り返す書き方は、Googleのスパムに関するポリシーに反するとされています*2。タイトルは、そのページだけの内容が正確に伝わる文にします*2。
最初から全部のページを直す必要はありません。まず、一番来てほしいお客さんに向けた1ページから始めます。
*2 引用元:Google検索セントラル(Google):検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド(検索キーワードの予測・言い換え・タイトルリンク・キーワードの乱用)(2026年10月確認)
ホームページとGoogleマップで、同じ言葉をそろえる
手順で決めた言葉は、ホームページだけでなくGoogleマップでも使います。地域名と業種で検索すると、結果の上に地図が表示されることがあるためです。
この地図に出るお店の順番は、Googleの公式ヘルプで、関連性・距離・知名度の3つをもとに決まると説明されています*3。このうち関連性は、検索した言葉とお店の情報の合い方で、情報をより的確にするほど高められるとされています。ホームページのタイトルで使う「鳥取市 美容室」のような言葉を、Googleマップのお店の紹介文などにもそろえておくと、同じ言葉で探した人に見つけてもらいやすくなります。
とはいえ、言葉選びからページ作り、Googleマップの整備まで、仕事の合間に一人で進めるのは手間がかかります。
*3 引用元:Googleビジネス プロフィール ヘルプ(Google):ローカル検索結果の掲載順位を決める要素(関連性・距離・知名度)(2026年10月確認)
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ここまでの内容を、実際のホームページに落とし込むところで手が止まる方もいると考えられます。own.は、鳥取を拠点に、ホームページ制作とSEO・MEOを一体で対応しています。
own.は、キーワードを検索数だけでなく、お客さんの探し方から逆算して決める考え方です。「鳥取市 美容室」のような地域名と業種の組み合わせを、ページのタイトル、見出し、本文の流れに落とし込み、Googleマップのカテゴリや紹介文も同じ言葉でそろえます。公開後の運用まで一貫して支える体制なので、「どの地域名と業種の言い方で見つけてもらいたいか」が決まっていない段階からでも、ご相談いただけます。
検索数が「0」の言葉の扱いなど、よくある疑問は次の質問にまとめました。
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使って問題ありません。地方では、細かい言葉ほど数字が小さく出やすく、「0」でも探している人がいることがあります。数字は目安の一つとして見ながら、お客さんが実際に使いそうな言葉かどうかを、検索候補や検索結果で確かめて決めます。
お客さんが来る範囲で決めます。来店してもらう仕事なら、「鳥取市」のようにお店のある市町村名が基本です。県外からも来てもらう仕事なら、「鳥取」も加えます。迷う場合は、タイトルに市町村名を入れ、本文で県名にも触れる形が使いやすいです。
意味が近い言葉を自然な文章で入れる分には問題ありません。「美容室」と「美容院」のような言い換えが当てはまります。関係のない言葉を詰め込んだり、同じ言葉を不自然に繰り返したりするのは避け、ページごとに中心にする組み合わせを1つ決めておきます。
own.のホームページ制作は、最低16.5万円(総額)から対応可能です。ページ数や機能、文章や写真をどちらで用意するかによって、金額は変わります。何が含まれるかは、お見積もりの際にご説明します。
まとめ
鳥取のような地方では、検索数が「0」と出る言葉でも、探している人はいます。大切なのは、お客さんの探し方から逆算することです。地域名、業種の言い方、足す言葉を組み合わせて候補を出し、検索候補と検索結果で確かめれば、ページに入れる言葉が絞れます。それを1ページに1つずつタイトルと見出しに入れ、Googleマップにも同じ言葉をそろえると、見つけてもらえる入口が増えます。
大がかりな作り直しをしなくても、まずは1ページのタイトルに地域名と業種を入れ直すところから始められます。
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