日吉津村でお店を営んでいると、「イオンのそばだから、自分の店なんて見つけてもらえない」と感じることも少なくないはずです。ただ、日吉津村は全国で4番目に小さい村でありながら、県内で唯一人口が増え続けている自治体でもあり、大型店の周りに人が集まり続けているとも言えます。この環境では、個人店が大型店と同じ土俵で戦うのではなく、大型店にはない役割を担い、ホームページで「ここでしか」を伝えることが有効です。日吉津村で個人店や小さな事業を営み、web集客の見直しを考えている方に向けて、大型商業施設のそばで選ばれる店の作り方をまとめました。
この記事の要約
- 日吉津村は全国4番目に小さい村ながら、イオンとカインズという2つの大型店が集積し、県内唯一の人口増加が続く村
- 個人店は大型店と同じ集客を狙うのではなく、モールが担いにくい役割(きめ細かい対応・専門特化)で住み分けるのが有効
- ホームページでは、大型商業施設という地域最大のランドマークを自店の道案内に使い、「ここでしか」を言葉にするのが近道
- 大型店の存在は個人店にとって脅威ではなく、人を呼び込む力を間接的に借りられる立地でもある
ホームページ制作・web集客でお悩みの方は、own.までお気軽にご相談ください。
鳥取のホームページ制作・web集客を見る →目次
– 日吉津村は「イオンの村」なのか?大型店の規模から見えてくること
– 大型商業施設のそばで、個人店はどんな役割を持てるのか
– モールが担いにくいことを引き受ける
– モールに来た人の「前後」の動線を拾う
– 日吉津村の個人店がホームページで整えたい2つのこと
– 大型商業施設という村いちばんのランドマークを、自店の道案内に使う
– モールにはない「ここでしか」を言葉にする
– 大きな施設の隣だからこそ、小さな店に強みがある理由
– 「イオンに客を取られる」という不安を、役割分担で捉え直す
– 人口が増えている村だからこそ、新しい住民との最初の接点になれる
– 日吉津村でホームページを作るならown.
– よくある質問
– まとめ
日吉津村は「イオンの村」なのか?大型店の規模から見えてくること
日吉津村は面積4.20平方キロメートルと、全国の村の中でも4番目に小さい村です*1。その小さな村の中に、山陰有数の規模を誇るイオンモール日吉津があります。敷地面積は約105,398平方メートル、売場面積は合計で約48,235平方メートル、テナント数は121店舗、駐車台数は3,740台という規模です*2。
大型店はイオンだけではありません。2024年1月には富吉北地区が市街化調整区域の商業系地区計画に指定され、同年4月にはカインズ日吉津店が新設されています*3。小さな村の中に、大型のショッピングモールとホームセンターが並んで立地している状態です。
こうした状況だけを見ると、「個人店が入り込む余地はない村」という印象を持つかもしれません。ただ、日吉津村は鳥取県内で唯一、人口が増え続けている自治体でもあります。県も「県内で唯一の人口増加で『自立持続可能性自治体』とも言われて」いると紹介しており*4、大型店の周りに人が集まり続けている村だと捉えることもできます。大型店に個人店が飲み込まれているというより、経済活動と人口の両方が集積している村、という見方のほうが実態に近いと考えられます。
隣接する南部町・伯耆町・日吉津村の商圏の違いについては、南部・伯耆・日吉津の事業者のweb集客の記事でも取り上げています。
*1 引用元:日吉津村:ふるさと納税サイト「鳥取県日吉津村のご紹介」
*2 引用元:流通ニュース:イオン/鳥取県日吉津村の「イオン日吉津店」リニューアルオープン
*3 引用元:鳥取県:大規模小売店舗立地法の届出((仮称)カインズ日吉津店)
*4 引用元:鳥取県:日吉津村での意見交換の様子
大型商業施設のそばで、個人店はどんな役割を持てるのか
大型店と人口という2つの集積があるとはいえ、個人店がそのままモールと同じ集客を狙っても勝ち目は薄いはずです。ここでは、大型店の規模を踏まえたうえで、個人店が担いやすい役割を2つに分けて見ていきます。
モールが担いにくいことを引き受ける

121店舗が入るモールは、幅広い業種を一度にそろえられる一方、1つ1つの店との距離は近くなりにくい面があります。担当者が固定されない接客、混雑時の待ち時間、細かい要望への対応など、大型店の仕組みでは応えにくい部分は少なくありません。
個人店であれば、同じ担当者が続けて対応する、常連の好みを覚えておく、急な相談にも柔軟に応じるといったことがしやすい立場にあります。美容室や飲食店、専門的なサービス業など、人との距離の近さが価値になる業種ほど、この違いは強みになりやすいと考えられます。
モールに来た人の「前後」の動線を拾う
日吉津村を訪れる人の多くは、イオンやカインズへの買い物を目的にしていると考えられます。ただ、その行き帰りには、モールの中だけでは完結しない時間も生まれます。用事のついでに立ち寄れる店、モールの営業時間外でも利用できる店、モールには置いていない専門的な商品やサービスを扱う店は、来訪者の「前後」の動線に入り込む余地があります。
大型店が人を村に呼び込み、個人店がその人の一部を自分の店に迎える、という役割分担で考えると、大型店の存在は必ずしも競合ではなく、来訪者を増やしてくれる存在としても捉えられます。
日吉津村の個人店がホームページで整えたい2つのこと
大型店との役割分担を踏まえて、ホームページでは具体的に何を整えればよいのでしょうか。ここからは、日吉津村の個人店に共通して取り組みやすい2つのことを見ていきます。
大型商業施設という村いちばんのランドマークを、自店の道案内に使う
1つ目は、イオンモール日吉津という、村内でもっとも知られている場所を、自店の位置説明に活用することです。
日吉津村は小さな村のため、住所の字名だけでは、村外の人には場所がイメージしにくいことがあります。ホームページやGoogleマップ(Googleビジネスプロフィール)の紹介文には、「イオンモール日吉津から車で約〇分」「カインズ日吉津店の近く」のように、来訪者がすでに知っている場所を基準にした説明を加えます。買い物のついでに検索する人にとっても、モールを起点にした位置説明のほうが、実際の行き方をイメージしやすくなります。
モールにはない「ここでしか」を言葉にする
2つ目は、大型店では得られない、自分の店ならではの価値を言葉にすることです。
前の章で触れた「同じ担当者が対応する」「常連の好みを覚えている」「専門的な相談に応じられる」といった強みは、お店の人にとっては当たり前すぎて、ホームページに書かれないままになりがちです。こうした強みを、サービス紹介やスタッフ紹介のページに具体的に書いておくと、モールでの買い物を終えた人が「近くにこんな店があったのか」と気づいたときに、選ばれる理由として伝わります。単に「アットホームな店です」で終わらせず、何にどう対応できるのかまで具体的に書くことが大切です。
大きな施設の隣だからこそ、小さな店に強みがある理由
ここまでの2つは、見つけてもらい、選んでもらうための具体的な手順です。一方で、「イオンやカインズがある以上、個人店に勝ち目はない」と感じて、ホームページを後回しにしている事業者も少なくないと考えられます。ここでは、そうした感覚とは逆に、大型店の隣だからこそ今のうちに整えておきたい理由を2つ挙げます。
「イオンに客を取られる」という不安を、役割分担で捉え直す
大型店と比べられることは、必ずしも不利なことばかりではありません。大型店に人を集めてもらいながら、自分の店は大型店にはない役割で応えるという発想に立てば、大型店の存在はお客さんを分け合う相手ではなく、来訪者を増やしてくれる存在にもなります。
ただ、こうした役割分担は、お店の人自身が言葉にしないと伝わりません。「モールでは対応しきれない、こんなご相談も受けています」といった一文をホームページに添えておくだけでも、比較されたときに選ばれる理由として読んでもらえます。
人口が増えている村だからこそ、新しい住民との最初の接点になれる
日吉津村は、県内でもっとも年少人口の割合が高い自治体でもあります*5。子育て世帯を中心に、新しく村に住み始める人が今も増え続けているということです。
長く住んでいる人は、口コミや人づてに店を知っています。一方、新しく引っ越してきた人は、まず検索や地図アプリで店を探すと考えられます。そのときにホームページやGoogleマップの情報が整っていなければ、村内にある店でも候補に入らないまま、モールで済ませて終わってしまうかもしれません。人口が増えている今のうちに情報を整えておくことは、これから増えていく新しい住民との最初の接点を用意することにもなります。
*5 引用元:鳥取県:鳥取県年齢別人口統計(市町村別年少人口割合)
日吉津村でホームページを作るならown.
とはいえ、大型店との役割分担を自分の店に当てはめて言葉にするのは、日々の営業と並行すると難しいこともあるかもしれません。
own.は鳥取を拠点に、ホームページ制作とあわせて、SEO・MEOなどweb集客の対策や、Googleマップの情報の整備まで一体で対応しています。この記事で触れた「大型商業施設を基準にした位置説明」「モールにはない強みの言葉にし方」といった点も、制作の段階から一緒に整理していくことができます。
また、日吉津村のように人口が増え続けている地域では、新しい住民との接点をどう作るかが特に重要になります。公開後の検索順位やアクセス状況を見ながらの見直しまで、継続して相談できる体制をとっており、大型商業施設のそばで個人店が選ばれ続けるためのホームページづくりをお手伝いします。
ホームページ制作・web集客でお悩みの方は、own.までお気軽にご相談ください。
鳥取のホームページ制作・web集客を見る →よくある質問
必要と考えられます。大型店があるからこそ、村を訪れる人自体は多く、その人たちに自分の店の存在と強みを伝える手段としてホームページは役立ちます。大型店と同じ集客を狙うのではなく、大型店にはない役割を伝える場として活用することがポイントです。
Googleマップは、場所や営業時間を伝えるにはとても便利です。ただ、紹介文や写真だけでは、担当者ならではの対応や専門性といった強みまでは伝えきれません。Googleマップで見つけてもらい、ホームページで詳しく知ってもらう、という組み合わせで考えると、それぞれの役割が分かりやすくなります。
own.のホームページ制作は、最低16.5万円(総額)から対応しています。金額は、ページ数や、予約フォーム・お知らせの更新機能を付けるかどうか、写真や文章の用意をどこまで任せるかによって変わります。まずは必要なページと機能を整理したうえで見積もりを出すため、予算に合わせた進め方も相談できます。
大型店の存在を競合とだけ捉えると、確かに厳しく感じられるかもしれません。ただ、大型店が人を集め、個人店がその一部を自分の役割で迎えるという分担で考えれば、大型店のそばであることは必ずしも不利ではありません。まずはホームページやGoogleマップの情報を整えるところから、無理なく始められます。
まとめ
日吉津村は全国で4番目に小さい村でありながら、イオンモール日吉津とカインズという2つの大型店が集積し、県内で唯一人口が増え続けている村です。この環境で個人店に求められるのは、大型店と同じ集客を狙うことではなく、大型店にはない役割を担い、それを言葉にして伝えることです。
ホームページでは、大型商業施設を自店の道案内に使い、モールにはない「ここでしか」を具体的に書くことが、選ばれるための近道です。
大型店の隣で営業している個人店ほど、自分の役割を言葉にして発信できている店はまだ多くありません。大がかりなリニューアルでなくても、ホームページの位置説明や強みの書き方を見直すところから始めれば、大型店に来た人の一部を自分の店に迎えるきっかけは十分に作れます。