鳥取市内には、賃貸・売買のどちらも、不動産情報サイトへの掲載を中心に集客している不動産会社が少なくありません。ただ、住まい探しの情報収集がインターネットへ移るなかで、サイト上の掲載情報だけでは会社の特徴が伝わらず、他社と横並びで比べられているケースもあります。不動産会社にとって、物件検索・エリア情報・問い合わせ導線を備えた自社ホームページは、問い合わせを安定して増やす有効な手段です。鳥取市で賃貸・売買を扱う不動産会社を営み、ホームページの見直しを考えている方に向けて、押さえておきたいポイントをまとめました。
この記事の要約
- 鳥取市は県内最多の事業所が集まる商圏で、賃貸・売買どちらも「どの会社に相談するか」が比べられやすい
- 住まい探しのネット利用は5年間で大きく伸びており、不動産情報サイトだけに頼らない自社ホームページが有効
- 物件検索の条件・エリアの生活情報・物件ページの写真と更新・問い合わせ導線の4点が最低条件
- 売却・相続・住み替えなど、今は探していない人向けの情報発信が、将来の相談の入口になる
ホームページ制作・web集客でお悩みの方は、own.までお気軽にご相談ください。
鳥取のホームページ制作について相談する →目次
鳥取市の不動産業を取り巻く状況
鳥取市の人口は175,443人、世帯数は82,224世帯です(令和8年8月31日現在)*1。県内でもっとも人が集まる市であり、転勤や就職、進学、結婚といったきっかけで住まいを探す人が生まれやすい環境だと考えられます。
事業所の面でも、令和3年経済センサスでは鳥取市が8,358事業所で県全体の35.0%を占め、市町村別で最多でした*2。事業所が集まるエリアでは、通勤や転勤にともなう住み替えも起こりやすいと見込まれます。
一方で、県全体では「不動産業,物品賃貸業」の事業所が1,213あり、全産業の5.1%を占めています*2。この数字は県全体のものですが、住まいを探す人から見れば、物件だけでなく「どの会社に相談するか」も比べられる状況だと考えられます。そこで、ホームページがどう関わるのかを次に見ていきます。
*1 引用元:鳥取市(総務課):鳥取市の人口・世帯数(令和8年8月31日現在)
*2 引用元:鳥取県統計課:令和3年経済センサス-活動調査 速報集計(鳥取県の概要)
なぜ不動産業にホームページでの情報発信が重要なのか
国土交通省の住宅市場動向調査によると、物件の情報収集で「インターネットで」を選んだ割合は、平成29年度から令和3年度の5年間で、分譲マンションが39.7%から58.6%、分譲戸建が34.7%から53.0%へと大きく伸びました*3。この調査は購入者が対象ですが、賃貸でも同じ流れがあると考えられます。
不動産情報サイトは多くの人の目に触れやすい反面、物件の条件が同じ形式で並ぶため、どの会社の物件なのかは意識されにくくなりがちです。気になる物件を見つけた人が、次に会社名で検索して、得意なエリアや対応の姿勢を確認する流れは、一般的に想定されます。図のように、この「会社を調べる段階」に自社ホームページが応えられるかどうかが、問い合わせの分かれ目になります。

*3 引用元:国土交通省:令和3年度住宅市場動向調査(調査結果概要)
問い合わせにつながる不動産会社のホームページに必要な要素
不動産会社のホームページで押さえたい要素は、次の4つです。
物件検索の条件を賃貸・売買でそろえる
賃貸を探す人は家賃・間取り・駅やバス停からの距離を、売買を探す人は価格・築年数・土地の広さを軸に絞り込むことが多いと考えられます。条件の選び方が違うため、検索の入口を賃貸と売買で分けておくと探しやすくなります。条件が多すぎても迷うため、まずは家賃(価格)・間取り・エリアの3つから始めるのが現実的です。
エリアごとの生活情報を載せる
鳥取市内でも、駅周辺と郊外、学区や通勤先によって住みやすさの基準は変わります。スーパー・病院・学校・バス路線といった暮らしの情報をエリアごとにまとめておくと、物件ページだけでは伝わらない「住んだときのイメージ」を届けられます。地元の会社だからこそ書ける情報は、全国規模の情報サイトにはない強みです。
物件ページの写真と情報を新鮮に保つ
写真が少なかったり、成約済みの物件が残ったままだったりすると、物件ページの信頼感は下がります。外観・室内・水まわり・周辺の写真をそろえ、成約した物件は速やかに外すか「成約済み」と分かる表示にしておくことが大切です。更新の手間が大きいと続かないため、自社で簡単に更新できる仕組みかどうかも制作時に決めておきたい点です。
問い合わせ導線と返信スピードを整える
物件情報が充実していても、問い合わせボタンが分かりにくかったり、入力項目が多すぎたりすると、途中で離脱されてしまいます。電話・メール・フォームなど複数の連絡手段を用意し、スマートフォンから数タップで連絡できる導線が望ましいです。あわせて返信の早さも問い合わせの成約に影響すると考えられるため、対応の流れまで見直しておくと成果につながりやすくなります。
4つすべてを一度に整える必要はありません。大がかりなリニューアルでなくても、検索条件と問い合わせフォームの見直しから始められます。ここまでは、すでに物件を探し始めた人に向けた内容でした。ただ、ホームページが出会える相手は、そうした人だけではありません。
今は物件を探していない人にも接点をつくる情報発信
住まいを探している人は、地域の中では一部にすぎません。「いつかは住み替えたい」と考えている人や、実家・相続した家をどうするか決めかねている人など、まだ動き出していない人も多くいます。そうした人がいざ動くときに、最初に思い出す会社になれるかどうかが、長い目で見た問い合わせの差になると考えられます。
背景として、鳥取県の空き家数は41,300戸と過去最多、空き家率も15.7%と過去最高になりました*4。空き家には賃貸用や売却用も含まれるため、すべてが相続した家というわけではありませんが、使う予定のない住まいの扱いを考えはじめる人が一定数いる可能性があります。
住み替え・売却を考え始めた人向けの情報
売却を考え始めた人が最初に知りたいのは、物件の情報ではなく「査定から売却までの流れ」や「どのくらいの期間がかかるのか」といった全体像だと考えられます。査定の依頼方法、必要な書類、売却までの大まかなスケジュールを、賃貸・売買の物件情報とは別のページでまとめておくと、情報収集の段階から接点を持てます。転勤や進学など、鳥取市で起こりやすい住み替えのきっかけに合わせた内容にすると、読まれやすくなります。
相続した家・空き家の悩みに向けた情報
「実家を相続したが、住む予定がない」という状況では、売却・賃貸・そのまま維持といった選択肢を並べて、それぞれの進め方と費用の目安を整理した情報が役立ちます。相続の手続きや税金など、専門家の確認が必要な内容は、詳しく書きすぎずに相談先を案内する形が無難です。あくまで「まず何から考えればよいか」を伝えるページにすると、相談のハードルを下げられます。
住宅ローンや暮らしの基礎知識を伝えるコラム
物件を探し始める前の段階では、住宅ローンの基礎知識、購入時・入居時にかかる初期費用の目安、鳥取市のエリアごとの暮らしやすさといった、勉強中の人に向けた情報が求められると考えられます。こうしたコラムは、すぐに問い合わせにつながらなくても、時間をおいて読み返されたり、探し始めたときに思い出してもらえたりする入口になります。
こうした発信は、まだ多くの地場の不動産会社が手を付けていない部分とも考えられ、少しずつ積み上げるほど差が出やすくなります。最初から何本も用意する必要はなく、まずは1〜2本のコラムから始められます。とはいえ、どのテーマから書くか、更新まで含めてどう運用するかは、専門家と一緒に整理したほうが進めやすい部分でもあります。
*4 引用元:鳥取県統計課:令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 結果の概要(鳥取県)
鳥取市の不動産業でホームページを作るならown.
鳥取市の不動産業のホームページでは、検索条件の整備、エリアの生活情報の発信、物件ページの更新、問い合わせ導線の見直し、売却・相続などのコラムづくりと、扱う要素が多くなりがちです。own.では、これらを個別に発注するのではなく、ホームページ制作とあわせてSEO・MEOも一体で対応しています。検索で調べ始めた段階の人にも見つけてもらえるよう、コラムのテーマ選びから、公開後の状況を見ながらのエリアページの追加や導線の調整まで、一貫してサポートできる体制です。「物件は載せているが自社の強みが伝わっていない」という場合も、現状のサイトを踏まえて相談いただけます。
ホームページ制作・web集客でお悩みの方は、own.までお気軽にご相談ください。
鳥取のホームページ制作を見る →よくある質問
own.のホームページ制作は、最低16.5万円(総額)から対応可能です。実際の金額は、ページ数、物件検索機能の有無、物件情報を自社で更新するための仕組み、写真撮影や原稿作成をどこまで任せるかによって変わります。まずは、何を掲載したいか、どこまで自社で更新したいかをお聞きしたうえで、ご希望に合わせた見積もりをご案内します。
不動産情報サイトは便利ですが、条件が同じ形式で並ぶため会社の特徴は伝わりにくくなります。自社ホームページがあれば、得意なエリアや対応の姿勢を伝えられ、別の問い合わせの入口も持てます。両方を役割分担して使うのが現実的です。
問題ありません。ただし、賃貸と売買では見たい情報が違うため、トップページから入口を分け、それぞれに検索条件や問い合わせ先を用意しておくと迷わず探してもらえます。
物件情報は入れ替わりが多いため、管理画面から写真や条件を入力するだけで更新できる形にしておくと、専門知識がなくても続けやすくなります。更新の範囲は制作時にご相談ください。
物件を探していない人が最初に調べる内容なので、載せておくと将来の相談の入口になると考えられます。ただし、相続の手続きや税金など専門的な内容は、詳しく書きすぎず、専門家への相談先を案内する形をおすすめします。まずは、売却の流れを説明するページ1本から始められます。
まとめ
鳥取市は県内最多の事業所が集まる商圏であり、住まい探しのネット利用も伸びています。物件検索の条件、エリアの生活情報、物件ページの写真と更新、問い合わせ導線の4点を整えた自社ホームページは、不動産情報サイトで見つけてもらったあとの「会社選び」に応えられます。さらに、売却・相続・住み替えの情報を発信すれば、今は物件を探していない人との接点にもなります。
物件を探している人だけでなく、いつか住み替えや売却、相続した家の相談をしたくなる人にも、先に接点を持てるのがホームページの強みです。そこまで手を付けている不動産会社はまだ多くないとも考えられ、整えたところから違いが伝わりやすくなります。大がかりな作り直しでなくても、検索条件や問い合わせフォームの見直し、売却の流れを説明する1ページの追加など、部分的な見直しから一歩ずつ始めてみてはいかがでしょうか。