ホームページが完成したあと、毎年かかる費用の話を聞いて、いくら見込めばよいのか迷うことがあります。ドメイン代やサーバー代だけでなく、更新作業や保守を誰が担うかでも金額は大きく変わるからです。さらに、ドメインの更新を忘れると、ホームページそのものが表示されなくなる落とし穴まであります。
そこで、維持費は「必ずかかる分」と「任せ方で決まる分」に分けて考えると整理しやすくなります。更新忘れも、連絡先や支払い方法の確認といった備えで防げます。この記事では、ドメイン代とサーバー代の目安、保守を頼む場合の相場、更新の落とし穴と備え方を順に見ていきます。読み終えるころには、自分の場合の年間の維持費を見積もり、作る前に何を確認すべきか判断できるはずです。
この記事の要約
- 維持費の土台はドメイン代とサーバー代で、年1.5万円前後が一例
- 更新作業を自分でするなら追加は0円。任せる範囲が広いほど月額が上がる
- 更新忘れはホームページが表示されなくなる原因。連絡先と支払い方法の確認で防げる
- 契約名義と更新の担当は、作る前に決めておく
ホームページ制作・web集客でお悩みの方は、own.までお気軽にご相談ください。
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ホームページの維持費は「必ずかかる費用」と「任せ方で決まる費用」に分かれる
ホームページの維持費は、公開したあとに毎年かかるお金のことです。中身を二つに分けると、見通しが立てやすくなります。
一つ目は、ドメイン代とサーバー代。ホームページを公開し続けるかぎり発生し、保守の契約がなくても必要になります。合計は年0.5〜2万円程度が目安とされています*1。一方、二つ目の更新作業や保守の費用は、自分で更新すれば0円で済みますが、人に頼めばその分の月額がかかります。

*1 引用元:比較ビズ:ホームページ制作の費用相場(最終更新2026年1月13日)
ドメイン代:年1,700円前後が目安で、更新は毎年続く
ドメインは、ホームページの住所にあたる「ドメイン名」の利用料です。大手サーバー会社の料金表では、「.com」の更新料が1,721円、ローマ字の「.jp」が3,102円となっています*2。ドメインは1年単位で更新するのが一般的なため、「.com」なら年1,700円前後が目安です。
注意したいのは、最初の1年と2年目以降で料金が変わる点です。同じ料金表には、新規の申込者に取得料金が0円からの価格を示しつつ、2年目以降は更新料金が適用されるという案内があります*2。つまり、見積もりの「ドメイン代0円」は1年目だけの価格かもしれません。そのため、2年目以降の更新料も、あわせて確認しておくと安心です。
*2 引用元:エックスサーバー:ドメイン料金(.com・.jpの取得・更新料金、2026年10月時点)
サーバー代:年1.2〜1.3万円が目安で、契約期間で月額が変わる
サーバーは、ホームページのデータを置いておく場所の利用料です。大手サーバー会社の標準的なプランは、初期費用が0円、12か月契約なら月1,000円前後で、年にすると1.2〜1.3万円ほどになります*3。ただし、同じプランでも3か月契約は月1,300円台と、短い契約ほど月額は高くなります*3。
また、通信の暗号化(SSL)は無料・無制限で使え、毎日のバックアップ(過去14日分)も利用できると案内されています*3。暗号化の費用を別に見込まなくてよいサーバーもあるわけです。
ドメイン代と合わせると、通常料金でも年1.5万円前後が一例になります。これが、更新作業や保守を頼まない場合の、維持費の土台です。
*3 引用元:エックスサーバー:スタンダードプランの料金・独自SSL・バックアップ(2026年10月時点)
更新作業・保守:任せる範囲で月額が決まる
ドメインとサーバーのほかに、更新作業や保守を誰が担うかによって、維持費は大きく変わります。
自分で更新するなら追加費用は0円
お知らせやブログの投稿、写真の差し替えなどを管理画面から自分で行える作りなら、追加の費用はかかりません。ただし、ホームページの作り方によっては、営業時間や料金の表を変えるだけでもプログラムの編集が必要になり、自分では難しい場合があります。そのため、自分で更新できる範囲は、作る前に確認しておきたい点です。自分で更新できる作業と任せる作業の分け方は、鳥取のホームページを自分で更新するには?で詳しく紹介しています。
仕組みの更新や復旧は、任せる相手が要る
ホームページを動かす管理ソフトは、定期的な更新が必要です。また、不具合や不正アクセスで止まったときの復旧にも、専門の知識が要ります。この部分を自分で担うのか、誰かに頼むのかが、維持費の差になって表れます。
保守の月額は内容により0.5万〜10万円以上
保守の費用は、内容によって大きく分かれます。相場の目安は次のとおりです*4。
| 内容 | 月額の目安 |
|---|---|
| 最小:サーバー・ドメインの管理と軽い更新 | 0.5万〜1万円 |
| 標準:管理ソフトの更新と月2〜3回の修正対応 | 1万〜3万円 |
| 包括:週ごとの更新・分析・相談まで | 3万〜10万円以上 |
鳥取県の事業所を従業者の規模で見ると、1〜4人が57.1%、5〜9人が19.8%を占めています*5。少人数で運営する事業所が多いことから、更新に割ける時間は限られると考えられます。だからこそ、全部を自分でやるか全部を任せるかの二択ではなく、お知らせは自分で、仕組みの更新は任せる、といった分け方も選べます。制作そのものの費用が気になる場合は、鳥取のホームページ制作の費用相場もあわせてご覧ください。
*4 引用元:比較ビズ:ホームページ制作の費用相場(最終更新2026年1月13日)
*5 引用元:鳥取県総務部統計課:令和3年経済センサス-活動調査 確報結果(鳥取県)従業者規模別事業所数(令和6年3月)
ドメインの更新忘れでホームページが表示されなくなる
維持費で見落としやすいのは、金額よりも更新の手続きです。ドメインは更新しなければ使えなくなり、その結果、ホームページも表示されなくなります。
期限が切れたあとの流れ
ドメインの期限が切れると、ドメイン名は「削除待ち」の状態に移ります。一部のドメインでは、この期間に手数料を払えば元に戻せる場合があります。ただ、その期間を過ぎると実際に削除され、さらに一定期間が経つと、誰でも先着順で登録できる状態に戻ります*6。他の人に取得されてしまえば、同じドメインを取り戻せなくなるおそれもあります。
更新忘れを防ぐ備え
更新忘れを防ぐために、日本のドメイン管理団体は次のような備えを挙げています*6。
- 登録しているドメインの一覧を作り、管理する担当を決める
- 連絡先のメールアドレスは、個人宛ではなく複数人で受け取れる宛先にする
- 支払いに使うクレジットカードの有効期限を確認する
- 数年分をまとめて先払いする場合は、更新時期を忘れやすい点に注意する
契約名義と請求先を確認しておく
制作会社が契約者になっている場合、更新の通知が事業者本人に届かない形になることがあります。そこで、ドメインとサーバーの契約者は誰か、更新の通知はどこに届くか、支払いは誰が行うかを、作る前に確認しておくと安心です。そうすれば、自分のホームページなのに更新の状況が自分で分からない、という状態を避けられます。
*6 引用元:JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター):JPNIC Newsletter No.85「ドメイン名のライフサイクルと更新忘れへの備え」
自分の場合の年間の維持費を3パターンで見積もる
ここまでの数字を組み合わせると、年間の維持費は次の3パターンで見積もれます。ドメイン・サーバー代を年1.5万円とし、保守の月額に12をかけて足した目安です*4。
| パターン | 内訳 | 年間の目安 |
|---|---|---|
| 自分で更新する | ドメイン・サーバー代のみ | 約1.5万円 |
| 軽い保守を頼む | 上記+月0.5万〜1万円 | 約7.5万〜13.5万円 |
| 標準の保守を頼む | 上記+月1万〜3万円 | 約13.5万〜37.5万円 |
見積もりを比べるときは、制作費だけでなく、次の4点も一緒に確認しておきたいところです。
- ドメインとサーバーの契約名義は誰か
- 2年目以降の更新料はいくらか
- 更新を忘れないための担当は誰か
- どこから先が追加費用になるか
自分がどのパターンに近いかが分かれば、作る前に年間の予算を決められます。迷う場合は、まず自分で更新する範囲を決め、足りない部分だけを任せる形から考えてみてはいかがでしょうか。
*4 引用元:比較ビズ:ホームページ制作の費用相場(最終更新2026年1月13日)
鳥取でホームページを作るならown.
維持費は、作る前に見通しを立てておくほど、公開後に慌てずに済みます。own.は、鳥取でのホームページ制作を100万円(税別)から対応し、SEO・MEOまで一体で考えて制作します。
更新については、お知らせとブログを自分で更新できる状態でお渡しします。一方、営業時間や料金の変更はプログラムの編集が必要なため、own.が対応します。保守のみは月3万円(税別)です。維持費の見込みや更新の担当など、気になる点は、相談のときにそのまま伝えてください。よくある質問も、あわせて確認しておくと参考になります。
ホームページ制作・web集客でお悩みの方は、own.までお気軽にご相談ください。
鳥取のホームページ制作を見る →よくある質問
自分で更新する場合は、ドメイン代とサーバー代で年1.5万円前後が一例です。ホームページを作る費用は別で、own.のホームページ制作は100万円(税別)から対応可能です。なお、ページ数や機能によって金額は変わります。
期限が切れると、ホームページが表示されなくなるだけでなく、元に戻すために別の手続きや費用が必要になることがあります。戻せる期間や費用は契約先によって異なるため、期限の前に更新しておくのが確実です。
屋号や法人名など、事業者ご自身の名義にしておくと、更新の通知や支払いの状況を自分で把握できます。制作会社に任せる場合も、名義、請求先、更新の担当を事前に確認しておきましょう。
必須ではありません。お知らせやブログを自分で更新し、ドメインとサーバーの更新を自分で管理するなら、保守なしでも運用できます。ただし、不具合の復旧や仕組みの更新まで任せたい場合は、保守を検討するとよいでしょう。own.の保守のみは月3万円(税別)です。
まとめ
ホームページの維持費は、ドメイン代とサーバー代で年1.5万円前後が土台になります。そこに、更新作業や保守を任せる分が月額で加わります。また、ドメインの更新忘れはホームページが表示されなくなる原因になるため、連絡先と支払い方法の確認、契約名義と更新の担当の整理が欠かせません。
維持費の全体像は、作る前に決めておけば、公開後の出費で戸惑う場面を減らせます。大がかりな準備は要りません。まず自分で更新する範囲を決めるだけでも、見通しは立ちます。
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