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三朝町の温泉旅館のweb集客は公式サイト次第?
ラドン泉の伝え方

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三朝町の温泉旅館のweb集客は公式サイト次第?ラドン泉の伝え方

鳥取県内でも有名な温泉地の三朝温泉では、集客を予約サイトに任せている旅館も少なくありません。ただ、予約サイトの一覧では同じ温泉地の旅館が横並びになり、自館ならではの魅力が伝わりにくいケースもあります。その魅力を自館の言葉で伝える公式サイトが、集客の土台になります。三朝町で温泉旅館を営み、web集客の見直しを考えている方に向けて、公式サイトで整えたい点をまとめました。

この記事の要約

  • 三朝温泉の入湯客数は長期の減少を経て、直近は回復局面
  • 温泉地としての強みは全旅館に共通。自館の違いを言葉にすることが公式サイトの役割
  • 「三回の朝」を軸にした連泊モデルコースの提示が有効
  • 効能表現を施設内の掲示と揃えることと、予約までの導線を短くすることが最低条件

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目次

三朝温泉の入湯客数は、長期の減少から回復局面へ

三朝温泉の入湯客数は、調査対象の平成12年以降で最も多かった平成13年の約45.5万人から、令和6年は約32.5万人まで減っています*1。平成13年の約7割の水準です。一方で、令和5年の約29.0万人からは約12.1%増えており、コロナ禍前の令和元年(約34.7万人)の約93.5%まで戻ってきました*1

県内10の温泉地のなかで、三朝温泉は令和6年の入湯客数の33.9%を占め、皆生温泉に次ぐ2位です*1

なお、入湯客数は入湯税の徴収実績をもとに算出されており、日帰り入浴も含まれるため、旅館の宿泊者数とは一致しません*1。ここでは温泉地全体の動きを見る指標として捉えてください。

*1 引用元:鳥取県 輝く鳥取創造本部 観光交流局観光戦略課:令和6年観光客入込動態調査結果(温泉地入湯客数、入湯客数の推移。2025年8月公表)

共通の強みだからこそ、予約サイトの一覧では違いが埋もれやすい

三朝温泉の入湯客数が戻りつつあるいま、気になるのは、戻ってきた入湯客が旅館を選ぶ場面でどう比較されるのかではないでしょうか。

三朝温泉の強みは、世界屈指のラドン泉

三朝温泉の代表的な強みが、ラドン泉です。ラドン泉とは、ラジウムが分解されてできる、常温では気体の成分(ラドン)を含む温泉のことで、放射能泉とも呼ばれます。三朝温泉は世界屈指の放射能泉として紹介され、源泉によっては683.3マッヘという含有量の記録も残っているとされています*2

効能としては、湯に浸かるだけでなく、湯気を吸ったり湯を飲んだりすることでも、新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まるとされています。この考え方は、ホルミシス効果と呼ばれています。泉質の効能には、リウマチ性疾患、痛風、高血圧症、消化器系疾患などが挙げられています*2

予約サイトの一覧では、どの旅館も同じ強みで並ぶ

「三朝温泉 旅館」のように検索すると、予約サイトや旅行メディアのランキング記事、温泉地のポータルサイトなどが並びやすい傾向が見られます。どの一覧でも、三朝温泉は世界屈指のラドン泉として紹介されるため、温泉の強みだけでは旅館ごとの違いが出にくいと考えられます。

たとえば、三朝温泉には、現代湯治(温泉に連泊して過ごす昔ながらの湯治を、今の暮らしに合わせた滞在スタイル)に対応している旅館が16館あります*3。連泊で温泉を楽しむという大きな枠組みは、16館に共通していることになります。プランの料金や泊数の条件は施設ごとに異なると案内されており*3、違いが生まれるのは、その先の「どんな滞在ができるか」の部分です。

予約サイト・ポータルサイト・公式サイトの役割は違う

三朝温泉の観光ポータルサイトには、宿の一覧や空室検索がまとまっています*3。温泉地全体の入り口はポータルサイトが担ってくれるため、旅館の公式サイトには、そこから先の「この宿を選ぶ理由」を伝える役割が求められると考えられます。予約サイトは比べる場、ポータルサイトは温泉地を知る場、公式サイトは自館を選ぶ理由を知る場、と分けて考えると整理しやすくなります。

予約サイト・温泉地のポータルサイト・自館の公式サイトの役割の違いを示した図

*2 引用元:三朝温泉観光協会:三朝温泉について(三朝観光ガイド。ラドンの説明、ラドン含有量の記録)
*3 引用元:三朝温泉観光協会・三朝温泉旅館協同組合:現代湯治対応のお宿(三朝温泉ポータルサイト)

公式サイトで伝えたい5つのこと

役割が分かれるのであれば、公式サイトで伝えるべき内容も絞り込めます。

「三回の朝」を軸にした連泊モデルコース

三朝温泉には、三つ目の朝に病が癒えるという言い伝えがあるとされています*4。この言い伝えは、連泊の提案と相性のよい物語です。温泉地全体のモデルコースとしては、日本遺産のポータルサイトでも2泊3日の現代湯治コースが紹介されています*5

だからこそ、旅館の公式サイトでは、自館の湯、食事、客室を織り込んだ自館版のモデルコースが違いになります。たとえば、1日目は到着と入浴、2日目は熱気浴や周辺の散策、3日目はゆっくり過ごす、といった流れをページにしておくと、泊数を迷っている人が滞在を具体的にイメージしやすくなります。

熱気浴などの体験は流れが分かる形で説明する

三朝温泉には、温泉の湯気を吸う熱気浴という体験があります。室温32〜42度、湿度約90%ほどの熱気浴室に15〜30分入る、という流れで紹介されています*6。初めての人にとっては、何をするのか、どれくらい時間がかかるのかが分かりにくいものです。

自館で熱気浴や飲泉、貸切風呂などを提供している場合は、所要時間、予約の要否、持ち物、料金を写真付きで載せておくと、宿泊前の不安を減らせます。

三徳山や周辺観光とセットにした滞在プラン

三朝温泉は、三徳山とあわせて、平成27年度の第一回認定で日本遺産に選ばれています*5。温泉に入る以外に何をするのかは、宿を選ぶ際の判断材料になりやすい点です。

三徳山の参拝や周辺の散策と組み合わせた滞在プランを公式サイトに載せておくと、「三徳山 宿泊」のような検索から訪れた人の受け皿にもなります。

湯・食・空間で自館の違いを言葉にする

ラドン泉が共通の強みだとすると、旅館ごとの違いは別の切り口で言葉にする必要があります。整理しやすいのは、湯(源泉や湯船の種類)、食(地元の食材や食事の場所)、空間(建物や客室、過ごし方)の三つです。

「世界屈指のラドン泉」と並べるだけでなく、自館ではどんな湯船や滞在として体験できるのかまで書くと、違いが伝わります。

予約までの導線を短くする

料金、プラン、空室状況、予約ボタンが分かりにくいと、せっかく公式サイトを見た人が予約サイトに戻ってしまうことがあります。スマートフォンでも迷わず予約に進めるよう、プラン一覧から予約までを少ない手順にまとめておくことが大切です。

予約サイトを経由すると手数料がかかるため、直接予約してもらえる導線は収益面でも意味があります。宿の予約導線の考え方は、鳥取の宿・民宿のホームページと予約導線の記事でも整理しています。あわせて、Googleマップの営業情報や写真、予約リンクも整えておくと、地図から探す人にも届きます。

5つすべてを一度に整える必要はありません。連泊モデルコースのページと予約導線の見直しの2つから始めるだけでも、公式サイトの役割は大きく変わります。

*4 引用元:三朝温泉観光協会:世界屈指のラドン泉・現代湯治コース(三朝温泉ポータルサイト)
*5 引用元:日本遺産三徳山三朝温泉を守る会:日本遺産 三徳山 三朝温泉「六根清浄と六感治癒の地」(日本遺産体験モデルコース、認定の経緯)
*6 引用元:三朝温泉観光協会:ラドン熱気浴(三朝温泉ポータルサイト)

効能表現と多言語対応で気をつけたいこと

伝える内容が決まったら、次は書き方です。ラドン泉のように特徴のはっきりした温泉では、表現の選び方も大切になります。

効能や泉質の表現は施設内の掲示と揃える

温泉を公共の浴用または飲用に供する場合は、施設内の見やすい場所に、温泉の成分、禁忌症(入浴を避けるべき症状)、入浴または飲用上の注意を掲示することが温泉法で定められています*7。ホームページに効能や泉質を載せる場合も、この掲示の内容と食い違わないようにしておくと安心です。

また、加水や加温をしているのに「源泉100パーセント」などとうたうと、景品表示法に抵触するおそれがあります*8。ラドン泉の説明でも「必ず治る」といった断定は避け、掲示された内容や言い伝えとして書ける範囲にとどめるのが無難です。表現に迷うときは、管轄の保健所に確認するのが確実です。

外国人客を想定した情報を整える

令和6年の県内の外国人延べ宿泊者数は約11.8万人泊で、前年から66.4%増えました*1。国籍が分かる範囲では、中国・香港・韓国・台湾が上位を占めています*1。ただし、これは県全体の数字であり、三朝温泉だけの数字ではありません。

三朝温泉の観光ポータルサイトは、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語に対応しています*3。旅館の公式サイトでも、最初から全ページを翻訳する必要はありません。アクセス、料金、予約方法、入浴のマナーといった基本情報から用意すると、負担を抑えて始められます。インバウンド全般の考え方は、鳥取の観光業とインバウンドのホームページの記事も参考になります。

*1 引用元:鳥取県 輝く鳥取創造本部 観光交流局観光戦略課:令和6年観光客入込動態調査結果(外国人延べ宿泊者数、国籍別外国人延べ宿泊者数。2025年8月公表)
*3 引用元:三朝温泉観光協会・三朝温泉旅館協同組合:現代湯治対応のお宿(三朝温泉ポータルサイト。多言語対応の案内を含む)
*7 引用元:環境省:利用施設における温泉掲示項目の追加について(温泉法に基づく掲示)
*8 引用元:JARO(日本広告審査機構):「温泉」との表示には、どのような規制があるか?(2025年3月掲載)

三朝町の温泉旅館でホームページを作るならown.

ここまで見てきた、連泊モデルコースの提示、熱気浴や周辺観光を含む滞在の見せ方、掲示と揃えた表現、予約までの短い導線は、どれも大がかりなリニューアルでなくても、ページ単位で少しずつ整えていくことができます。

own.は、鳥取県内の事業者向けにホームページ制作を行い、SEO・MEOも一体で対応しています。三朝町の温泉旅館であれば、たとえば連泊モデルコースや熱気浴などの体験紹介を一つのページとして設計し、予約システムやお問い合わせへの導線とつなぐところから進められます。効能や泉質の表現も、原稿づくりの段階から施設内の掲示と食い違わないよう確認しながら整えます。制作して終わりではなく、公開後も検索での見え方やGoogleマップの情報を見直しながら、運用まで一貫してサポートします。

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よくある質問

ホームページの制作や見直しを考えるとき、費用や進め方が気になるという方も多いと考えられます。ここでは、三朝町の温泉旅館のホームページについて、疑問になりやすい点をまとめました。

own.のホームページ制作は、最低15万円から対応可能です。金額は、ページ数(客室、お風呂、料理、料金、アクセスなど)、予約システムとの連携の有無、多言語ページの有無、写真撮影や原稿作成をどこまで依頼するかによって変わります。必要なページと機能を整理したうえでお見積りしますので、まずはご要望をお聞かせください。

一概にやめる必要はないと考えられます。予約サイトは、旅館を知らない人に見つけてもらう入り口として役立つ面があります。そのうえで、公式サイトから直接予約してもらえる導線を育てていくと、手数料の負担を抑えやすくなり、予約した人の情報を自館で持てるようにもなります。

ポータルサイトは温泉地全体を知ってもらう入り口で、公式サイトは自館を選ぶ理由を伝える場所と、役割が異なります。ポータルサイトで興味をもった人が旅館を比べるとき、モデルコースや客室、料理、予約方法を確認できる公式サイトが判断の材料になります。

最初から全ページを翻訳する必要はありません。まずは英語で、アクセス、料金、予約方法、入浴のマナーといった基本情報を用意し、来訪の多い言語を見ながら段階的に広げていく進め方が取り組みやすいと考えられます。

まとめ

三朝温泉の入湯客数は、長期の減少を経て、直近は回復に向かっています。その回復期に、旅館ごとの違いを伝える場所が公式サイトです。世界屈指のラドン泉という共通の強みを土台に、「三回の朝」を軸にした連泊の提案、熱気浴や三徳山を含む滞在の見せ方、掲示と揃えた表現、予約までの短い導線を整えることが、三朝町の温泉旅館のweb集客の基本になります。

共通の強みが大きい温泉地だからこそ、自館の滞在の魅力を丁寧に言葉にしたページを早めに用意しておくことが、比較の場で選ばれやすくなる一歩になるとも考えられます。大がかりなリニューアルでなくても、モデルコースのページ1枚や、予約ボタンの位置の見直しといった部分的な改善から始められます。

ホームページ制作について詳しくは、own.のホームページ制作のページをご覧ください。

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